- ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
- 価格:¥ 2,982
- レビュー:

- 発売日:2008-06-04
- 近日発売 予約可
今だ謎に包まれているアメリカ大統領リンカーンの暗殺事件。だがその犯人とされる男の日記から、消えていたページ部分が発見された。そこには暗殺を計画した秘密結社に冒険家にして歴史学者のベン・ベイツの祖先の名が記されていたのだ! 一夜にしてリンカーン暗殺者の子孫という汚名を着せられたゲイツ家は、それを晴らすために世界を駆け巡ることに!
とにかく驚くほどのテンポの良さで、あれよあれよという間にアメリカ、ロンドン、フランスなどにニコラス・ケイジ扮するベンが飛び回る。果てには現在のアメリカ大統領の誘拐騒動まで起きたりして、かなり“やりすぎ”感も漂うし、ツッコミどころもあったりするが、目まぐるしいほどのスピード感のせいで観客に考える隙を与えない。だから観ている間は、そのまま楽しく観れてしまうのだ。しかもかなり有名な歴史的建造物などに、歴史の真実が隠されているという設定は本当に面白いし、壮大な話なのにあくまでも家族の汚名を注ぐこと、家族の繋がりの大切さというとても小さなコミュニティに終始しているのも面白い。逆にいえば家族を大切にすることが、国を結果的に大切にすることに繋がるという『パトリオット・ゲーム』にも共通する思想が見えた気もした。あくまでも“気”だけ……だけど。(横森文)
とにかく驚くほどのテンポの良さで、あれよあれよという間にアメリカ、ロンドン、フランスなどにニコラス・ケイジ扮するベンが飛び回る。果てには現在のアメリカ大統領の誘拐騒動まで起きたりして、かなり“やりすぎ”感も漂うし、ツッコミどころもあったりするが、目まぐるしいほどのスピード感のせいで観客に考える隙を与えない。だから観ている間は、そのまま楽しく観れてしまうのだ。しかもかなり有名な歴史的建造物などに、歴史の真実が隠されているという設定は本当に面白いし、壮大な話なのにあくまでも家族の汚名を注ぐこと、家族の繋がりの大切さというとても小さなコミュニティに終始しているのも面白い。逆にいえば家族を大切にすることが、国を結果的に大切にすることに繋がるという『パトリオット・ゲーム』にも共通する思想が見えた気もした。あくまでも“気”だけ……だけど。(横森文)
- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 価格:¥ 7,657
- レビュー:

- 発売日:2008-05-15
- 通常24時間以内に発送
2006-2007シーズンでおそらく最も話題にのぼり、エミー賞の候補にもなったファンタジー「ヒーロー」は、コミック・ブックのような冒険と、劇画やドラマ・シリーズのように豊かで深みのある筋書きと登場人物を視聴者に提供してくれる。クリエーターのティム・クリングの前提条件は誤解を招くほどシンプルだ――世界中の場所にいる普通の人たちが、自分に――他に適切な言葉が見つからないため――スーパー・パワーがあることに気づき、その現実と格闘しながら、地球規模の難題(例えばニューヨークシティの崩壊)と個人的な難題(不滅のチアリーダー、ヘイデン・パネッティーアは、養父の本当の姿が明らかになり、家族の問題、しかも深刻な問題を抱えるようになる。マイロ・ヴィンティミリア演じるピーター・ペトレリは他のパワーを吸収し、自分自身の不安を乗り越えなくてはならない)の両方に直面する。それに加えてものすごい悪役――ザッカリー・クイント演じるサイラーは我々のヒーローのように特別なパワーを持つ人びとを探して殺す――が登場し、視聴者を釘付けにするはらはらするようなスリル(アクションと特殊効果は、ネットワーク番組としては実に感動的)と純粋なドラマがほぼ完璧なまでに調和するこのシリーズは、ほとんどのスペキュレイティヴフィクションとは一線を画していると言える(例外があるとしたら再流行している「宇宙空母ギャラクティカ」で、この2作品はいい勝負と言える)。(Paul Gaita, Amazon.com)
4位 グッド・シェパード
- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 価格:¥ 2,982
- レビュー:

- 発売日:2008-05-15
- 通常24時間以内に発送
ロバート・デ・ニーロの監督第2作目。もともとCIAを題材にした作品を撮りたかった彼の元に、ジョン・フランケンハイマーが撮る予定だった脚本が回ってきて完成されたのが本作だ。イエール大学で学ぶエドワードが、FBIから接触を受けたことをきっかけに、第二次大戦中のロンドンでの諜報活動に従事。その後、アメリカに帰国した彼はCIA創成期のメンバーとして働くが、61年、キューバ危機へとつながる事件で、情報漏えいという重大ミスを犯してしまう…。
CIAの基になったのが、エリートを集めたカルト的集団だったなど、スキャンダラスな事実を交えながら、デ・ニーロの手堅い演出で2時間47分を飽きさせない。第二次大戦前後と1961年が行き来する複雑な展開で、やや物語が分かりづらいものの、スパイ活動がテーマなので、不可解さも作品にマッチしている。作品を支えるのは、エドワード役マット・デイモンの存在感で、外見をあまり変化させることなく時代の流れを巧みに採り入れた名演を披露。彼とアンジェリーナ・ジョリーとのラブシーンは意外なまでに濃厚で、ドキドキしてしまう。そして何よりもすばらしいのは映像。室内の人物に真横から照明を当て、レンブラントの絵のように映し出す。スターならば「こう撮られたい」と思ってしまう、見本のような美しさを堪能できる。(斉藤博昭)
CIAの基になったのが、エリートを集めたカルト的集団だったなど、スキャンダラスな事実を交えながら、デ・ニーロの手堅い演出で2時間47分を飽きさせない。第二次大戦前後と1961年が行き来する複雑な展開で、やや物語が分かりづらいものの、スパイ活動がテーマなので、不可解さも作品にマッチしている。作品を支えるのは、エドワード役マット・デイモンの存在感で、外見をあまり変化させることなく時代の流れを巧みに採り入れた名演を披露。彼とアンジェリーナ・ジョリーとのラブシーンは意外なまでに濃厚で、ドキドキしてしまう。そして何よりもすばらしいのは映像。室内の人物に真横から照明を当て、レンブラントの絵のように映し出す。スターならば「こう撮られたい」と思ってしまう、見本のような美しさを堪能できる。(斉藤博昭)
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 価格:¥ 3,063
- レビュー:

- 発売日:2008-05-02
- 通常24時間以内に発送
2004年の『エイリアンズVS.プレデター』は、流血と銃撃戦のどちらも物足りなかったと思う人に朗報だ。『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』はどちらのカテゴリーもぐっと改良され、タイトルに登場する地球外生物の間で大いなる争いが炸裂する。21世紀に設定された(すべての『エイリアン』映画以前の物語)『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』では、制御不能となったプレデターの宇宙船が、コロラド州の小さな町に墜落する。地元の人々には知る由もないが、この宇宙船にはH・R・ギーガーがデザインした昆虫型のモンスターが搭載されており、すぐさまほとんどの住民に寄生していく。人間のキャストは徐々に減っていき少数の(記憶する価値はないかもしれないが)人が残るだけとなる。プレデターの戦士も送り込まれてさらに話は複雑となり、エイリアンたちだけでなく、獰猛なエイリアンとプレデターのハイブリット(SFとホラーのメディアからはプレデリアンと呼ばれる)との戦いが勃発する。視覚効果デザインとミュージック・ビデオの第一人者、ストラウス兄弟(長篇映画の監督は本作品が初)が全編を通じて激しいアクションを投入しているが、これは賢い。セリフとキャラクターがとにかく薄っぺらだからだ。だが、この点は十代の少年が見るぶんにはたいした問題ではないはずで、本作品の中心となる視聴者は明らかにこうした層である。そうは言っても『エイリアン』シリーズのファンも、ラストではあっと驚くはずだ。シリーズの伝説が登場しており、これだけが唯一の救いである。(Paul Gaita, Amazon.com)
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- 価格:¥ 3,054
- レビュー:

- 発売日:2008-04-24
- 通常24時間以内に発送
リチャード・マシスンの不朽のSFホラーである『アイ・アム・レジェンド』の映画化。いや、映画ファンには71年に製作された『地球最後の男 オメガマン』の名を出した方がピンと来るかもしれない。とにもかくにも後のゾンビ映画にも多大な影響を与えたマシスンの名作の3度目の映画化だ。
物語は細菌のせいでほとんどの人間が闇にしか住めなくなった“ダーク・シーカーズ”(簡単に言えば吸血鬼みたいな感じ)に変貌した中、免疫があって生き残ったウィル・スミス扮するロバートの姿を追ったものだ。とにかく胸に響くのは圧倒的な孤独感。世界にたったひとり取り残され、廃虚と化したNYで話し相手は愛犬サムだけ。マネキンに話しかけたりする彼の生きる希望はサムであり、科学者としてひょっとしたらこの細菌を抑制できる血清が作れるかもしれないという微かな期待だ。だがそんな希望までもが踏みにじられるようなことが起こったりする。そんな中でのロバートの心の再生が綴られていく。 ネタバレになるのでこれ以上は書けないが、とにかく人間がひとりでは生きてはいけないことをしみじみと感じさせる作品になっているのは確か。しかし原作の展開を知っている者には、思わず「ええっ!?」となるオチは好みの分かれるところだろう。(横森文)
物語は細菌のせいでほとんどの人間が闇にしか住めなくなった“ダーク・シーカーズ”(簡単に言えば吸血鬼みたいな感じ)に変貌した中、免疫があって生き残ったウィル・スミス扮するロバートの姿を追ったものだ。とにかく胸に響くのは圧倒的な孤独感。世界にたったひとり取り残され、廃虚と化したNYで話し相手は愛犬サムだけ。マネキンに話しかけたりする彼の生きる希望はサムであり、科学者としてひょっとしたらこの細菌を抑制できる血清が作れるかもしれないという微かな期待だ。だがそんな希望までもが踏みにじられるようなことが起こったりする。そんな中でのロバートの心の再生が綴られていく。 ネタバレになるのでこれ以上は書けないが、とにかく人間がひとりでは生きてはいけないことをしみじみと感じさせる作品になっているのは確か。しかし原作の展開を知っている者には、思わず「ええっ!?」となるオチは好みの分かれるところだろう。(横森文)
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- 価格:¥ 2,975
- レビュー:

- 発売日:2008-05-08
- 通常24時間以内に発送
2006年に韓国で公開され、大ヒットを記録したキム・アジュン主演のラブコメディー。共演は、チュ・ジンモ、ソン・ドンイルほか。原作は、鈴木由美子による同名の人気コミック。たぐいまれな美声を活かして音楽業界に入ったものの、その巨体ゆえ裏方に甘んじていた女性が、全身整形して恋に勝負を賭ける物語で、おちゃめなカンナさんをキム・アジュンが熱演している。4時間に及んだという特殊メイクの肥満体からスレンダーな美女に変貌を遂げる姿は、まさに劇的。誰しもが関心をもちながら、ともすればネガティブなテーマになりがちな“整形”を不自然な気負いなくとらえており、女性なら特に興味深く楽しめる。また、太っていたころのカンナさんは“圏外”だった憧れの人・サンジュン(チュ・ジンモ)の、心の動きにも注目したい。(みきーる)
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 価格:¥ 3,124
- レビュー:

- 発売日:2008-05-21
- 近日発売 予約可
“チーズ職人を讃えよ”と、かつて賢い男が言った。あるいは、言わなかったかもしれない。とにかく要点は、『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』は宗教風刺だが、特定の宗教や宗教の指導者を狙ってはいないことだ(まあ、たとえば、ナザレのイエスとか)。そうではなく、信者の中でも愚かで熱狂的な者たちや、ナザレの彼が別にこだわっていなかった事柄をからかっているだけ。むやみやたらと宗教を振りかざし、偽善を行うことへの攻撃なのだ。そうした内容にもかかわらず、1979年に本作品が公開された当時は、本作品を実際に見なかった者たちが、この映画は実に“論議の余地がある”と見なした。『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』はタイトルどおり、ブライアン(グレアム・チャップマン)という名の男の話。のちにベツレヘムの飼い葉桶として有名になるものにほど近い掘っ立て小屋で、12月25日に誕生した。ブライアンは救世主だと勘違いされてしまい、様々な宗教や政治の派閥に利用され、虐待され、食い物にされる。これが、実に、実に愉快なのである。特に印象に残る場面を挙げてみよう。強烈なシャーリー・バッシーとジェイムズ・ボンドのようなタイトルソング。反ローマ帝国の抗議団体、ユダヤ人人民戦線、ユダヤの人民戦線の熾烈な争い。マイケル・ペイリンが演じる舌足らずで滑稽なピラト長官。ブライアンが、偽偶像崇拝者たちには本人たちのことを考えさせようと急き立て、それに応えて崇拝者たちが口を揃えて“はい、私たちは自分たちのことを考えねばなりません!”と言う場面。こうした変人から逃げようとサンダルをなくすことまで含め、ブライアンのやることすべてが“救世主であるしるし”として解釈されてしまう。『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』はモンティ・パイソンの最高傑作に数えられるだけでなく、今なお、このグループの最も鋭く賢い風刺でもある。パイソンを讃えよ。(Jim Emerso, Amazon.com)
- Happinet(SB)(D)
- 価格:¥ 4,594
- おすすめ度:

- 発売日:2008-04-18
- 通常24時間以内に発送
高橋ヒロシの大人気コミック『クローズ』をベースにしながら、原作とは異なるキャラクターやストーリー展開を見せた不良少年たちの物語。ワルガキたちが集まる鈴蘭男子高等学校では、多数の派閥がこの学校のトップになろうと抗争を繰り返していた。現在の最大勢力は3年生の芹沢多摩雄が率いる“芹沢軍団”だ。そんな中、不可能と言われている鈴蘭制覇を本気で狙う男・滝谷源治が転入してきて……。
『花より男子』で王子様的イメージがついてしまった小栗旬が、イメージとは真逆の超ワイルドな不良を嬉々として演じた話題作。他にも山田孝之が芹沢役に挑むなど、旬な若手たちが不良役で新しい一面を覗かせている。素晴らしいのはやべきょうすけ演じるチンビラ役を取り入れたこと。大人の汚い事情で抗争を続けるチンピラと、己の強さを試したいという純粋な若者たちの抗争を比較的に出すことで、青春の素晴らしさも感じさせてしまう。何かと人が死ぬ=お涙頂戴作品の多い昨今の邦画で、こういう元気良い映画が出てくることは本当に嬉しいものだ。(横森文)
『花より男子』で王子様的イメージがついてしまった小栗旬が、イメージとは真逆の超ワイルドな不良を嬉々として演じた話題作。他にも山田孝之が芹沢役に挑むなど、旬な若手たちが不良役で新しい一面を覗かせている。素晴らしいのはやべきょうすけ演じるチンビラ役を取り入れたこと。大人の汚い事情で抗争を続けるチンピラと、己の強さを試したいという純粋な若者たちの抗争を比較的に出すことで、青春の素晴らしさも感じさせてしまう。何かと人が死ぬ=お涙頂戴作品の多い昨今の邦画で、こういう元気良い映画が出てくることは本当に嬉しいものだ。(横森文)
- Happinet(SB)(D)
- 価格:¥ 3,063
- おすすめ度:

- 発売日:2008-04-18
- 通常24時間以内に発送
高橋ヒロシの大人気コミック『クローズ』をベースにしながら、原作とは異なるキャラクターやストーリー展開を見せた不良少年たちの物語。ワルガキたちが集まる鈴蘭男子高等学校では、多数の派閥がこの学校のトップになろうと抗争を繰り返していた。現在の最大勢力は3年生の芹沢多摩雄が率いる“芹沢軍団”だ。そんな中、不可能と言われている鈴蘭制覇を本気で狙う男・滝谷源治が転入してきて……。
『花より男子』で王子様的イメージがついてしまった小栗旬が、イメージとは真逆の超ワイルドな不良を嬉々として演じた話題作。他にも山田孝之が芹沢役に挑むなど、旬な若手たちが不良役で新しい一面を覗かせている。素晴らしいのはやべきょうすけ演じるチンビラ役を取り入れたこと。大人の汚い事情で抗争を続けるチンピラと、己の強さを試したいという純粋な若者たちの抗争を比較的に出すことで、青春の素晴らしさも感じさせてしまう。何かと人が死ぬ=お涙頂戴作品の多い昨今の邦画で、こういう元気良い映画が出てくることは本当に嬉しいものだ。(横森文)
『花より男子』で王子様的イメージがついてしまった小栗旬が、イメージとは真逆の超ワイルドな不良を嬉々として演じた話題作。他にも山田孝之が芹沢役に挑むなど、旬な若手たちが不良役で新しい一面を覗かせている。素晴らしいのはやべきょうすけ演じるチンビラ役を取り入れたこと。大人の汚い事情で抗争を続けるチンピラと、己の強さを試したいという純粋な若者たちの抗争を比較的に出すことで、青春の素晴らしさも感じさせてしまう。何かと人が死ぬ=お涙頂戴作品の多い昨今の邦画で、こういう元気良い映画が出てくることは本当に嬉しいものだ。(横森文)
- 角川エンタテインメント
- 価格:¥ 2,982
- おすすめ度:

- 発売日:2008-05-23
- 近日発売 予約可
フィギュアスケーターの「男子ペア」という設定だけでも爆笑モノだが、最初から最後まで、ここまで徹底してバカバカしい笑いを提供してくれれば、アッパレである。全米フィギュア男子で同点1位となったチャズとジミーが、表彰式で大ゲンカしてスケート界から追放される。みじめな人生を送りかけたふたりは、ペアとしてリンクに立つのだった…。ワイルド系のチャズをウィル・フェレル、王子様系のジミーをジョン・ヘダーが演じ、ともに超ハマリ役。CGも多少使われているものの、ふたりの「滑り」が敢闘賞モノなので、ギャグも生きてくるのだ。
相手の股間が目の前にくるリフトや、北朝鮮のパレードをヒントにした必殺回転技(爆笑!)など、出てくるネタがどれも暑苦しさ満点。そこにライバルペアの陰謀など、スポ根テイストをうまく盛り込むことで、ただのオバカコメディに終わらせなかった。それが本作の勝因。フィギュアファンにとってはツッコミどころ(表彰台にスニーカーで上がるとか)があるけれど、そんなのは些細な欠点として軽くスルーして許そう。スコット・ハミルトンからサーシャ・コーエンまで歴代のスケーターが特別出演し、コミカルな演技も披露してくれるのだから!(斉藤博昭)
相手の股間が目の前にくるリフトや、北朝鮮のパレードをヒントにした必殺回転技(爆笑!)など、出てくるネタがどれも暑苦しさ満点。そこにライバルペアの陰謀など、スポ根テイストをうまく盛り込むことで、ただのオバカコメディに終わらせなかった。それが本作の勝因。フィギュアファンにとってはツッコミどころ(表彰台にスニーカーで上がるとか)があるけれど、そんなのは些細な欠点として軽くスルーして許そう。スコット・ハミルトンからサーシャ・コーエンまで歴代のスケーターが特別出演し、コミカルな演技も披露してくれるのだから!(斉藤博昭)
- ジェネオン エンタテインメント
- 価格:¥ 3,448
- おすすめ度:

- 発売日:2008-04-23
- 通常24時間以内に発送
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- 価格:¥ 2,975
- おすすめ度:

- 発売日:2008-06-11
- 近日発売 予約可
ティム・バートン監督×ジョニー・デップの6度目となる顔合わせは、傑作ブロードウェイ・ミュージカルの映画化。19世紀のロンドンで、床屋がカミソリで客を殺し、階下の女主人が死体を材料にミートパイを作って売る。ショッキングな物語で、オリジナルの舞台版でも大量の血が流れる異色の作品だ。バートンは、オリジナルの精神に忠実に料理したと言っていい。モノクロのようなダークな映像に、人工的な鮮やかな真紅色の血が流れては、飛び散る。あくまでも「作りもの」の様式美に、パックリ割れる傷口で映像ならではの残虐性を加味。バートンらしい、リアルさとケレン味のミックスした世界にどっぷり浸らせてくれる。
本格的な歌は初挑戦だというジョニーは、自らの魅力的な声質を存分に生かし、オリジナルの複雑なメロディを見事にこなしている。その他、アラン・リックマンの嫌らしいまでの悪役ぶりや、サシャ・バロン・コーエンの名人芸的な道化演技など、全キャストがすばらしい。映像と演技によって、この映画版は、もはやミュージカルというジャンルでは括れない怪作に仕上がったが、登場人物の複雑な愛憎ドラマにはしっかりと焦点を当て、行き着く先のラストシーンは、愛の終幕として完璧な図となっている。(斉藤博昭)
本格的な歌は初挑戦だというジョニーは、自らの魅力的な声質を存分に生かし、オリジナルの複雑なメロディを見事にこなしている。その他、アラン・リックマンの嫌らしいまでの悪役ぶりや、サシャ・バロン・コーエンの名人芸的な道化演技など、全キャストがすばらしい。映像と演技によって、この映画版は、もはやミュージカルというジャンルでは括れない怪作に仕上がったが、登場人物の複雑な愛憎ドラマにはしっかりと焦点を当て、行き着く先のラストシーンは、愛の終幕として完璧な図となっている。(斉藤博昭)
- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 価格:¥ 7,580
- おすすめ度:

- 発売日:2008-03-20
- 通常24時間以内に発送
2006-2007シーズンでおそらく最も話題にのぼり、エミー賞の候補にもなったファンタジー「ヒーロー」は、コミック・ブックのような冒険と、劇画やドラマ・シリーズのように豊かで深みのある筋書きと登場人物を視聴者に提供してくれる。クリエーターのティム・クリングの前提条件は誤解を招くほどシンプルだ――世界中の場所にいる普通の人たちが、自分に――他に適切な言葉が見つからないため――スーパー・パワーがあることに気づき、その現実と格闘しながら、地球規模の難題(例えばニューヨークシティの崩壊)と個人的な難題(不滅のチアリーダー、ヘイデン・パネッティーアは、養父の本当の姿が明らかになり、家族の問題、しかも深刻な問題を抱えるようになる。マイロ・ヴィンティミリア演じるピーター・ペトレリは他のパワーを吸収し、自分自身の不安を乗り越えなくてはならない)の両方に直面する。それに加えてものすごい悪役――ザッカリー・クイント演じるサイラーは我々のヒーローのように特別なパワーを持つ人びとを探して殺す――が登場し、視聴者を釘付けにするはらはらするようなスリル(アクションと特殊効果は、ネットワーク番組としては実に感動的)と純粋なドラマがほぼ完璧なまでに調和するこのシリーズは、ほとんどのスペキュレイティヴフィクションとは一線を画していると言える(例外があるとしたら再流行している「宇宙空母ギャラクティカ」で、この2作品はいい勝負と言える)。(Paul Gaita, Amazon.com)





















